スズキのトップが交代となりました。今までスズキは会長兼社長として
鈴木修氏がずっとやってきたのですが、今後は鈴木俊宏氏が社長(COO)
で、鈴木修氏が会長(CEO)の体制でやってゆくそうです。

鈴木修会長は、4月ではなく6月30日に人事異動を発表することが異例
であることを認めた上で、それがフォルクスワーゲンとの資本・業務提携の
解消をめぐる問題の長期化が影響していることを明かしました。

現在ディーゼルエンジンの排ガス不正で揺れに揺れているフォルクスワーゲンとスズキは2009年12月に環境技術や小型車開発で提携
することを合意し、フォルクスワーゲンがスズキの発行済株式の19.9%を
取得しました。

しかし、その後スズキは、フォルクスワーゲンからスズキに対しての
技術提供がないことを不満に思い、逆にフォルクスワーゲンはスズキが
フィアットからディーゼルエンジンの調達を決めたことを契約違反で
あると詰め寄りました。

※これはおそらくですが、今考えてみると提供できるような技術がなかったのでしょう。

そして、両者の関係はこじれてまい、スズキは提携をやめて自社株を買い取る
と通告しましたが、フォルクスワーゲンはこれに応じずに現在は国際仲介
裁判所に最低が委ねられています。

鈴木修氏は自分が進めたフォルクスワーゲンとの関係に決着がつくまでは
責任を取る意味も含めてこだわっていたと思うのですが、6月でも決着
する望みがなくなり長期化する様相であるため、このタイミングでの
発表になったそうです。

会長就任後もフォルクスワーゲンとの提携解消問題については引き続き
鈴木修氏が責任を持って対応をするということなのですが、場合によっては
スズキがフォルクスワーゲンに飲み込まれてしまうという事態になりかね
ないので、最後まで責任を持ちたいということなのでしょう。

※これはおそらくですが、今考えてみると提供できるような技術がなかったのでしょう。
それに、スズキはフォルクスワーゲンの黒い影に早くから気づいていたのかもしれません。

鈴木修氏はこれまで「中小企業の親父」として全てトップダウンでさまざまな
ことを決めてきましたが、新社長の鈴木俊宏氏は現場の意見を吸い上げること
コミュニケーションを重視することや、チームスズキで商品開発をしていきたいと
説明しました。

今後、スズキからどんな商品が開発されるか、たのしみですね。