最近、軽自動車界が少しずつ変わってきているように思えます。
軽自動車初のクロスオーバーSUVのスズキのハスラーの大ヒットやワゴンRにハイブリッドシステムが搭載されたり、はたまた昔のモデルを思い起こすような新型アルトが発売されたり、今までボディ剛性に関して一切無関心だったダイハツがボディ剛性を高めた新型ムーヴを発売したりと、一時低燃費ばかりだった軽自動車界が少しずつ楽しくなってきています。

その一つに数えられるのがダイハツから発売された久しぶりの軽スポーツモデルのコペンローブ、後追いでコペンXPLAYなどという着せ替え版も発売されていますが、よくもこの低燃費時代の中でスポーツモデルを出す気になったと思って関してしています。
コペンはこのモデルで2代目で初代モデルは2002年に発売されていたのですが、当時から不評であったFFレイアウトを今回も採用しており、先代同様に評判があまりよくありません。

ライバルとなるであろうホンダのS660やスズキの次期カプチーノがそれぞれミッドシップレイアウトやFRレイアウトとというスポーツ走行に適した駆動レイアウトを持っている中、タントと同じパーツで作ったFFレイアウトでは文句も出るはずです。
このことに対するリカバリーの意味もあってか、コペンローブに高級モデルが発売されました。
その名はコペンローブS。

コペンローブにスエード調のレカロ製シートにMOMO製の本革巻きステアリングホイール、ビルシュタイン製のショックアブソーバーにメッキ加飾やフォグランプなどを取り付けたものです。
どの部分も車付きなら後付けするであろうもので、必要ないと言えばそれまでなのですが、ありがたいのはレカロのシートです。
コペンローブのようなちょっと特殊な車がシート周りにあまりスペースがなく、後付のレカロのシートやそれ以外のバケットシートなどの一部分が干渉してしまいつけることが出来ないものが多く、シート選びにかなり苦労することになるのですが、最初からつけられているのであればあえて付け替える必要もないので楽です。
しかし、このような小細工ではFFレイアウトであることをリカバリーすることはできないでしょう。