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先日、自動車メーカー系のカー用品店に出かけてみたのですが、
あまりの閑散さに驚いてしまいました。思えば行くたびに売り場が狭くなって
行っています。

広大だった駐車場も半分が中古車販売スペースになってしまっています。
お客さんが来ないのだから仕方のないことなのかもしれませんが、なんとも
寂しい限りです。

販売スペースも、はじめはオイルなどの取り扱い商品が少なくなり、
そして、カーオーディオやカーナビのスペースがなくなり、とうとう洗車
用品などもほんの少しになってしまいました。

今から約20年前の1990年代は、土日になると駐車場に車が止められない
ほどのお客さんがいて、オイル交換を頼んだら数時間かかっていました。

あれほどいたお客さんは一体どこに行ってしまったのでしょうか。
それはおそらく自動車のポジションが変わってきたからなのだと思います。

2014年は自動車の全販売台数に対する軽自動車の割合が4割を超えました。
これは、何を意味しているかというと自動車が以前のような価値を持たなく
なってきたということです。

20年前の自動車は、持つこと自体がステータスでした。
愛車は常にピカピカにしていたいし、エンジンオイルは3000km毎によい
ものを入れて。ナビゲーションシステムは当時は後付けが当たり前でしたので
どんなものをつけるのか考えるのも楽しかったものです。

そして、室内はシートカバーにゴミ箱に、ワイドミラーにと、車を買った後に
カー用品店に足繁く通って、いろいろなものを品定めしていたものです。

しかし、バブルが崩壊し追い討ちをかけるようなリーマンショックの後、
庶民の車に対する考え方が変わってきました。

それは、車は道具だと考える人が多くなってきたからだと私は思っています。
人々の興味は車のステータスよりもコストに目が向き、車に良いオイルを
入れることも、ピカピカに保つことにも興味がなくなってしまったのです。

そのため、カー用品店は、今後どうやって生きていくか考えないといけません。
前述のメーカー系のカー用品店などはそれほど長くないのではないでしょうか。