日本ではあまりパッとしない三菱ですが、北米エリアともなるとホンダやトヨタなどと比べても決して見劣りしないぐらいの人気を持っています。
その北米エリアで小型クロスオーバーSUVであるRVR、現地ではアウトランダースポーツと呼ばれているのですが、このモデルがマイナーチェンジを受けました。
RVRというとエボ顔を持つ小型クロスオーバーSUVということで、国内では直列4気筒1.8リッターガソリンエンジンを搭載したモデルのみの販売となっていますが、北米ではギャランフォルティスと同じ2リッターの4B11型エンジンを搭載したモデルが発売されています。

そして今回のマイナーチェンジによって更に2.4リッターエンジンを搭載するモデルが追加されたのです。
搭載されているエンジンはアウトランダーなどに搭載されている4J12型直列4気筒SOHCでパワースペック的にもアウトランダーとほぼ同じ、168psとなっています。
2.4リッターエンジンで168psは若干非力のように感じますが、燃費のいい日本車というイメージを壊さないためにこれくらいのパワーに抑えて燃費を向上させなければならないのです。
燃費は日本のJC08モード燃費のようなものがないので一概にどれくらいとは言えませんが実走行で平均10km/Lぐらいの性能持っているようです。
国産車と比べてしまうとはっきりいってよい数値ではありませんが、ガソリンが安く周りの車がガソリンをばらまいて走るような車の中でこの数値でも十分「燃費のいい車」でいられるのです。

お国柄が違うと売れる車も違う

しかし、日本ではほとんど売れていないRVRがアメリカでは良く売れているということには驚きを隠せません。
言葉や文化が違うように車を選ぶ目や車の使い道なども国によってまちまちであることがよくわかります。
そしてこの2.4リッターモデルの国内市場への投入ですが、たぶんないでしょう。
たとえばアメリカ向けの2リッターエンジンモデルであれば、1.8リッターエンジンのグレードアップ版として発売されることも考えられますが、さすがに一気に2.4リッターエンジンということにはならないでしょう。
それに国内には2.4リッタークラスのエンジンを持ったクロスオーバーSUVは結構ありますし、本家アウトランダーと完全のかぶってしまうので商品力としてもあまり強くはありません。
2.4リッターエンジンモデルはアメリカ向けだけのものということになりそうです。